教室名 障害者フライングディスク競技大会
実施日時 2014年10月11日(土)
実施場所 西条市総合体育館
対象者 市内障害者の方対象

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■平成26年度の体協の新事業として、健常者のスポーツのみではなく、障害者の方々にもスポーツをする楽しさや社会参加の機会を提供する目的で、“障害者フライングディスク競技大会“を実施することに決定しました。障害者スポーツの種目は多くありますが、なぜフライングディスクを選定したのかその理由は、屋内・屋外を問わず実施できることや、安全性の面、更には全国大会に繋がるためです。そして何よりもスポーツをする楽しさを体験して頂くことにあります。

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■西条市障害者団体連合会の“越智会長”に企画案を作成し確認を頂いたのが3月でしたが、その後平成29年に第17回全国障害者フライングディスク競技大会が愛媛県西条市の“ひうち陸上競技場”で開催されることが正式決定し、その大会に向けての取り組みとして、非常にタイミングが良かったと思います。もちろん、継続開催を基本としていますが、障害者の方々にフラングディスクのみでなく、ボウリング等幅広くスポーツに親しんで頂く場を拡大するのが狙いです。

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■今回の競技大会には、愛媛県障害者フライングディスク協会の信田会長を始め協会員の方々が大会の審判員として協力をして下さいました。
大会当日は、午前中は審判員の方々が、アキュラシー競技・ディスタンス競技でのフライングディスクの投げ方を繰り返し指導して下さり、午後からの“本番”に向けて、障害者の皆さんは一生県命にディスクを投げていましたが、くやしがったり笑ったりと楽しみながら練習していました。

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■昼食後は、いよいよ競技開始です。アキュラシー競技は一定の距離(5~7m)で円形の輪(アキュラシー)を10回投げて何回通過するのかと言う競技です。立位と車イスの部にて競います。
ディスタンス競技は、フラングディスクを可能な限り遠くに飛ばす競技です。そのため体育館も比較的距離の稼げる広い体育館が必要です。ディスクを上手に飛ばすので、健常者の方も顔負けします。

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■競技結果としては、アキュラシーの部は5mと7mを行い、第1位は立位の部が伊藤孝文さんで、座位の部が稲葉 功さんでした。
ディスタンスの部は第1位が立位の部、黒河 貞雄さん、座位の部は稲葉 功さんでしたが、黒河さんは遠くに投げるので、会場が総合体育館のアリーナでなければ距離が測定できないところでした。第3位まで表彰をさせて頂きましたが、来年度も大会を実施しますので皆さん練習に励んで下さい。
初めての大会開催でしたが、関係者の皆様には大変お世話になりました。
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■この事業の目的
2017年に愛媛県で開催される全国障害者スポーツ大会において、西条市開催種目に決定した“障害者フライングディスク競技”の周知と競技力の向上を図るため、(公財)西条市体育協会の自主事業として実施する。