事業名 剣道教室
実施日時 2017年11月23日(木)
9:30~14:30
実施場所 東予体育館
講師氏名 大城戸 功 氏
対象者 小学生・中学生



・西条市次世代育成支援スポーツ事業“剣道教室”が、11月23日(木)に西条市東予体育館にて開催されました。講師は、昨年もこの教室に来て下さいましたが、愛媛県警OBで″松風館゛を開設されている“大城戸 功”さんに、来て頂きました。またサブ講師として、今年度も″門田 睦志゛さんに来て頂きました。お二人は、それぞれ経験が豊富で、現在は指導者として活躍されています。愛媛国体では、団体4種目完全優勝を果たすなど素晴らしい成績を残しましたが、実力のある指導者の皆様が存在するお蔭だと思います。


・今回参加した受講生は、小中学生の皆さん104名です。まず開講式では、森本スポーツ健康課長から国体で剣道競技が優秀な成績を収めたことを表現され、講師への感謝のご挨拶を頂きました。まず、身体を温めることが必要なので、軽くランニングを行います。そして、大城戸講師から正座に始まり正座に終わるように、正座の仕方をまず指導されました。そして、相手に対しては思いやりのある接し方が大事だと言われていました。やはり、武道は心構えからしっかりすることが大事だと感じます。


・次に竹刀を持ち、門田講師から持ち方や指の位置が大事であることを教えて頂きますが、まず竹刀を持たない状態で上段の構えから開始、そして、竹刀を持って素振りを何度も行いますが、大城戸講師からは、剣道の竹刀は「刀」だと思って扱うことを徹底して言われていました。刀として意識しておかないと、竹刀の扱い方が変わってくると言うことだと理解できます。

・上段・中段と素振りを行い、最後には早く振り下ろすことを繰り返しますが、寒いことも含めて思った以上にハードだと感じました。


・午後からは、実際の対戦を行いますが、上段からのメンや小手、次に連続技(メンから小手、メンから胴など)を、講師がまず手本を示しその後、実際に対戦をして感覚を養っていきます。まず、6人グループに分かれて、相手との対戦を行い、他の人は審判の目線で見て打つタイミングや、打たれる時の状態を見て学ぶことを教えて頂きました。・最終的には、指導者の皆さんと受講生の皆さんと対戦をしましたが、講師から教えて頂いた間合いや気合いなど、工夫をして積極的に対戦していたのが印象的でした。


・質疑応答の時間では、受講生から積極的に質問があり、「強くなるには?」との問いかけに対し、講師からは「継続して長くすればするほど上達する」と言われていました。また、「剣道と人間成長との関係」に対しては、講師から「剣道で礼儀・作法を身につけることにより世の中で役立つ人間を目指して欲しい」と言われていました。

・教室の最後に受講生を代表して周布剣友会の″渡部 美葉゛さん、西条東中学校の゛″日野 優璃゛さんが、お礼の言葉を述べ、記念撮影後終了しました。