事業名 空手道教室
実施日時 2022年12月25日(日)
9:30~15:00
実施場所 西条市東予体育館
講師氏名 荒賀 正孝 氏
対象者 小・中学生、高校生(経験者)

・令和4年度次世代育成支援スポーツ事業『空手道教室』を令和4年12月25日(日)に、講師として平成30年度まで7年連続で来西頂いた日本を代表する空手道指導者である荒賀正孝氏を招聘して、西条市東予体育館で開催しました。
・講師である荒賀先生は、現役時代はナショナルチームに所属され、平成元年からは、剛柔流空手道荒賀道場を開設し、道場からは、高校総体・学連・国体・全日本・世界大会等で活躍する選手を多数輩出されています。海外でも巡回指導を行い、その指導力は世界中で高い評価を得られています。現在は京都府空手道連盟副会長、公益財団法人全日本空手道連盟理事などの要職に就任されています。また、1級資格審査員、公認8段の高段位を取得され、2017年には文部科学省のスポーツ功労者顕彰を受賞されています。
・開講式では、主催者を代表して、三宅康仁西条市こども健康部長よりの感謝と激励のご挨拶を頂きました。

・午前の部はランニング、腕・肩・首・腰の柔軟体操の後、受講生の実技指導
1.正拳突き
2.左右のその場蹴り
3.反復しながらの中段突き
4.上段刻み突き
5.正拳突きを払い右正拳を打ち
6.逆体で来る相手への対処法
7.裏回し蹴り
8.大きい相手への対処法
9.中段蹴りを決めるポント練習
10.前足・後ろ足での廻し蹴り
11.左突き・右正拳・右廻し蹴り
が行われました。指導後、閉講式、記念撮影行い午前の部を終了しました。

・閉講式では、荒賀講師から「人のやり方を見て研究して、自分のやり方をどうしたらよいか考え追及してください。友達に聞いたら失敗することがあるかも知れないので、分からないことがあったら必ず先生に聞いてください。一生忘れることはありません。頑張って練習に励んでください。」とのお話をいただきました。その後、受講生からの代表で、神戸小学校「山之内優輝」くんが「今日はお忙しい中、練習していただき有り難うございました。今日教えて頂いたことを各道場で練習して試合に活かせるよう頑張りたいと思います。有難うございました。」とお礼の言葉を述べました。

・午後の部では、受講生・スタッフの実践を見ながらの審判判定の強化訓練を実施しました。・主審は選手と一緒に動き回ること ・レフリー、ジャッジ、監査は自身の役割を弁えて行うこと・レフリーの脚の開き方・ジャッジは副審の旗の色を見ながら瞬時に判断し素早く行うこと・選手がラインに近づいたらポイントか場外かを必ず見極めること・場外に出たら素早く旗を鳴らすこと・危険な際の椅子の下げ方 など、旗の上げ方から判定の仕方まで状況に応じた細部にわたる指導が行われました。

・受講者は道場に通う経験者であり、熟練指導者による指導を受けることにより、より高い技術の習得、厳しいながらも楽しく空手道へ取組む姿勢を育むことができました。参加者同士の横の連帯もでき、今後空手道の練習に拍車がかかることが期待できる実りある教室となりました。

・主管頂きました「西条市空手道連盟」の皆様には大変お世話になりました。