事業名 第8回障がい者フライングディスク大会
実施日時 2022年9月25日(日)
9:00~15:00
実施場所 ビバ・スポルティアSAIJO

障がい者スポーツは、障がい者の方々の健全な心身の発達や健康の維持・増進、社会参加と自立を促す上で、大きな役割を担っています。中でも対象種目の中で「フライングディスク競技」は、”安全性”“競技性”“レクリェーション性”の面から、障がい者スポーツに適しており、「全国障害者スポーツ大会」においても正式種目になっています。(公財)西条市スポーツ協会では、障がい者の方々がスポーツに接して頂く機会を増やすために自主事業として年1回「障がい者フライングディスク競技大会」を開催しています。

今年度も(公財)西条市スポーツ協会では、障がい者の方々が練習の成果を発揮する機会として、2022年9月25日(日)に第8回大会を「ビバ・スポルティアSAIJO」で開催しました。コロナ禍での開催となるため、ウィルス感染拡大防止の対策として受付時の手指消毒、検温、体調チェックシートの提出や競技中のマスク着用などを徹底して、競技大会を実施しました。
今年度の参加者は、西条市、今治市、松山市、喜多郡内子町、宇和島市から38名のご参加を頂きました。 ご来賓として愛媛県身体障害者団体連合会 副会長「越智義則」様と愛媛県障害者フラングディスク協会会長「信田 基」様にお越しいただきました。

開会式では、(公財)西条市スポーツ協会 西坂副会長と来賓の方々から参加者の皆さんに激励の挨拶をいただきました。その後、愛媛県障害者フライングディスク協会による本日の競技大会の説明が行われました。

フライングディスクは、プラスチック製の円盤(ディスク)を投げて競うスポーツです。競技には、大きく分けて、正確に金属の輪を通せるかを競う「アキュラシー競技」とどれだけ遠くに飛ばせるかを競う「ディスタンス競技」の2つがあります。すべての障がい者が同じ条件で競技する唯一の競技です。

競技説明・準備運動の後、午前中は、アキュラシー競技を実施しました。アキュラシーは、障害の区分や男女の区分がなく競技を行います。的となるアキュラシーゴール(リング)を目掛けて、10回投げて通過した回数を競う競技です。ゴールに触れて通過しても得点になります。ディスリート・ファイブとディスリート・セブンの2競技がありますが、今回は5m先のゴールを狙うディスリート・ファイブを優勝戦を含めた3回戦で実施しました。

後からはディスタンス競技を行いました。ディスタンスは、男女別に座位と立位で競技し、飛距離を競います。競技は、ディスクを3回投げてどれだけ遠くに投げられるかを競います。記録は3投中最も距離の遠い着地点を計測します。計測点はディスクが最初に地面に触れた点までとなります。今回は男子座位の参加がなく、男・女立位、女子座位の3種目を実施しました。

競技終了後、各競技種目別に表彰が行われました。 それぞれの上位入賞者は次のとおりです。

競技種目 1位 2位 3位
ディスリートファイブ 斉宮 学 岩下 圭佑 黒河 貞雄
ディスタンス立位 女子 森 千栄子 須賀 晴美 片山 綾
ディスタンス立位 男子 加藤 博之 岩下 圭佑 曽我部林造
ディスタンス座位 女子 妻鳥 和恵

表彰式の後、閉会式が行われ、愛媛県障害者フラングディスク協会会長「信田 基」様から今大会の講評をいただきました。最後に記念写真を撮影し今競技大会を終了しました。

大会を後援いただいた「愛媛県障がい者スポーツ協会」様及び「愛媛県障がい者スポーツ指導者協議会」様、協賛をいただきジュース・お茶等の飲料をご提供いただいたダイドー光藤ビバレッジ㈱様、㈱伊藤園西条支店様をはじめ、当日の運営にご協力頂いた「愛媛県障害者フライングディスク協会」の皆様に大変感謝申し上げます。

主  催:公益財団法人西条市スポーツ協会
後  援:西条市・西条市教育委員会・愛媛県障がい者スポーツ協会・愛媛県障がい者スポーツ指導者協議会
協  賛:株式会社伊藤園西条支店・ダイドー光藤ビバレッジ株式会社
運営協力:愛媛県障がい者フライングディスク協会