教室名 第1回SAIJOジュニア クライミングカップ
実施日時 2015年9月27日(日)
実施場所 石鎚クライミングパークSAIJO
対象者 西条クライミングクラブ会員

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■今年の5月に西条市氷見に完成した「石鎚クライミングパークSAIJO」の施設の有効活用と、ジュニアのクライミングクラブ会員の日頃の練習の成果を発揮する機会として、平成27年度の体協の新規事業として、『SAIJOジュニアクライミングカップ』を開催しました。

開催に当たっては愛媛県山岳連盟の関係者の皆さん及び西条市山岳協会の皆さんに、会場設営や審判及び補助等をお願いしたのですが、ルールそのものがまだまだ一般的に見て理解が難しい競技です。
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■開会に当たり、田中 稲造会長からえひめ国体に向けて、ジュニアの皆さんが日頃練習している成果を出せるようにして欲しいし、順位がついたとしてもその結果から次のステップを目指して欲しいと言われていました。
参加者の皆さんも、初めての大会だけに実際どのように対応すればよいのか、戸惑いは当然あるのが事実で、今回はどの程度出来るのかを判断する機会になったと思います。参加者の中には、声を良く出す小学生もいて期待感を少し持ちました。

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■まず、登った高さを制限時間内で競う「リード競技」からスタートしますが、ビギナーの部(初心者)とミドルの部(経験者)に分かれて開始しました。
ビギナーの部のコース設定とミドルの部のコース設定は、専門家である″ルートセッター゛の方がコース設定をするのですがこのコース設定が難しいですね?
ビギナーの部は10人、ミドルの部は6人で挑戦しましたが、一番上に到達するジュニアもいれば、途中でしんどくなって断念するジュニアもいます。
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■保護者の方や家族の方も応援に駆けつけていて、”ガンバ゛”もう少し゛などと声援が飛びます。リードの場合は高いところに登るので高さに対する恐怖感や、ブロックをホールドするにも指先の力や足の指先の力も影響しますね。

次にボルダリング競技を行ったのですが、今回は3分間×4課題に挑戦して頂きました。やはりジュニアの皆さんは、手足がまだ長くないので、目標のブロックをホールドするのが難しいですね。そして、身体の反動を利用してホールドしなければならない等、大変です。
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■ 最終的に3位まで表彰をさせて頂きましたが、ビギナーの部では「定岡 侍(サブロウ)」君、ミドルの部では「定岡 凛(リン)」さんが、リード競技・ボルダリング競技ともに優秀な成績を収めました。
最後の講評では、西条市山岳協会の藤村会長から、「今回は初めての競技会と言うことで、不慣れな部分もあったと感じたが、今後しっかり練習を重ねて、来年もこの大会に臨んで欲しい」と言われていました。
今回の競技会を機に、競技者が増加することと競技への興味を持ってもらう人が増加することを期待したいと思います。
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■この事業の目的
2017年に愛媛県で開催される国民体育大会において、西条市開催種目に決定した“山岳競技
(クライミング)”の周知と競技力の向上を図るため、(公財)西条市体育協会の自主事業として実施
する。