事業名 ボールゲームフェスタ
実施日時 2021年11月23日(火)
9:00~15:30
実施場所 西条市総合体育館
講師氏名 冨士田 裕大 氏 岩屋 睦子氏 前田 誠一 氏 岡村 要 氏 向井 陽 氏

・西条市次世代育成支援スポーツ事業『西条市ボールゲームフェスタ』が、1123日(火)に西条市総合体育館で開催されました。スポーツを通じて次世代を担う子どもたちの心身の育成を図るため、次世代育成支援スポーツ事業(トップアスリートを招聘してのスポーツ教室)に取り組んでいますが、より一層西条市民のスポーツ競技力の向上を図るため、本フェスタを開催しています。平成24年度以降継続して開催しており、参加する小学生・親子とも楽しみな行事の一つとして定着している行事となっています。

・本年度も、昨年度の引き続きコロナ禍での開催となったため、ウィルス感染拡大防止の対策として受付時の手指消毒、検温、体調チェックシートの提出、フェスタ実施中のマスク着用、ボールや備品の消毒、各講師にも「三密回避」につながる進行を心掛けて頂きフェスタを実施しました。

 

【キッズチャレンジ開講式 】

・参加者は小学1年生~3年生までを対象とした「キッズチャレンジ」に定員80名に対し75名、小学生の親子を対象とした「ボールであそぼう」には定員40組に対し32組(64名)と前年度と同等の多くの人が参加して開催されました。

・「キッズチャレンジ」は、小学生低学年では学校で複数の球技を体験することが少ないため、児童に有名なアスリートから指導をして頂くことで、いろいろな球技に興味を持ってもらうことが狙いです。
・「ボールであそぼう」ではキッズチャレンジ参加者及び保護者を含めた小学生から大人までを対象として、親子でさまざまなボールを使った「あそび」をしながら、手や足を使って基礎的なプレー・ゲーム的なプレーなどを、体を動かしながら、親子で楽しいボール体験ができるようにするものです。

・午前中の「キッズチャレンジ」では、参加者を4チームに分けて4種目(バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、タグラグビー)の球技を、40分間隔のローテーションで4種目全部をトップアスリートに直接教えてもらい、ボールゲームを体験してもらいました。

・講師はバスケットボールが「岩屋睦子」さん(アトランタオオリンピック、アジア選手権出場者)、バレーボールは「冨士田裕大」さん(全日本代表メンバー、アジアカップ等出場者)、ハンドボールは「前田誠一」さん(元日本代表、現環太平洋大学男子ハンドボール部監督)、タグラグビーは「岡村要」さん(元NECラグビーフットボールヘッドコーチ)と「向井陽」さん(釜石シーウエイブスアンバサダー)の皆様に来て頂きました。
・各講師の素晴らしい指導及び応援スタッフの補助により、参加した児童が楽しくそして元気よく体験することが出来ました。

【キッズチャレンジ】

【キッズチャレンジ閉講式 講師講評】

 

・ご指導いただいた講師の方々からは、

「負けたチームの子たちが勝ったチームに拍手して褒めていた。仲間のことをみんな大事に思っている。これからも仲間・お友達を大事に想って色んなことに頑張ってください。」

「初めて経験した球技があったかも知れない。体験して始めて分かることある。皆はすごい可能性を秘めている。興味が湧いたことは体験してみてください。その中で自分にとって一番だというもの見つけて頑張ってください。」

「好きなことを見つけてください。そして好きになったことをもっと好きになってください。」

「今日一日、皆さんが楽しく過ごせたのは、お父さん・お母さんの協力があったからです。今日楽しかったことをお父さん・お母さんに一杯話してあげてください。」

「これから色んな競技を経験して、皆のすばらしい人生のため、いいスポーツに巡り合って幸せな想いを感じてください。」

などのお言葉をいただきました。

 

 

【キッズチャレンジ 記念写真】

【ボールであそぼう開講式】

・午後からの「ボールであそぼう」では、午前中の「キッズチャレンジ」から引き続き「岡村要」さんと「向井陽」さんに講師を務めていださきました。講師お二人の絶妙のパフォーマンスにより親子共々が大変楽しくボール遊びを体験することができました。コロナ禍の中、新型コロナ対策を考慮したメニューでご指導いただき、親子がボール等を使った遊びを体験しながら、笑顔で触れ合える絶好の機会となったように思えます。

【ボールであそぼう】

・閉講式では、講師のお二人から

「ゴールデンエイジの時期にどれだけ体験するか、体の動きだけでなく、脳を動かすことが重要である。脳の力は一生のうちで使い切れていない。脳に色んな刺激をあたえれば、潜在能力を使いきり運動能力が高まることができる。特別なことをするのではなくて、遊びの中で養われていくので、今までどおり色んな遊び、体験をさせてあげて欲しい。今日連れてきてくれたお父さん、お母さんに感謝の気持ちをもって、色んなお話をしてあげてください。」

「今日、家族の人と一緒に頑張って遊んだことを、家に帰ってからも、そして明日になっても一緒に遊び続けて下さい。家族の方が子どもたちとこのようにして遊んでくれたということは、子どもたちの心の中に想い出として残っている。子どもたちが大人になった時にも、今日の親御さんと同じような想いで子どもに接してくれることになると思うので、子どもたちとの遊び時間は今後も大事にして欲しい。」

とのお言葉をいただきました。

【「ボールであそぼう」 記念写真】

・最後に今回のボールゲームフェスタ開催に当たりましては、種目競技団体及び小体連の先生方にサポートスタッフとしてご協力いただきまして、大変有難うございました。