令和5年度伊予銀行VERTZ（ヴェールズ）によるソフトボール教室

事業名	ソフトボール教室
実施日時	2023年12月16日(土) 9：30～15：00
実施場所	ビバ・スポルティアSAIJO
講師氏名	伊予銀行VERTZ（ヴェールズ）
対象者	市内中学生女子（経験者）

・西条市次世代育成支援スポーツ事業「ソフトボール教室」を、令和５年12月16日（土）にビバ・スポルティアＳＡＩＪＯで実施しました。

・今年度も一昨年度に引き続き講師は、「伊予銀行ヴェールズ（ＶＥＲＴＺ）ＶＥＲＴＺ」の皆さんにお願いしました。「伊予銀行ヴェールズ（ＶＥＲＴＺ）ＶＥＲＴＺ」は、石村寛監督以下、選手21名、スタッフ8名からなる女子ソフトボールチームです。
2001年に初の日本リーグ１部昇格後、2014年からは１部リーグに定着しています。2017年の愛媛国体で優勝、2020年の日本リーグでは最高成績７位、2022年からのＪＤリーグでは西地区に所属し、初年度は５位、本年度も同じく５位と活躍し、ヴェールズの粘り強さを体現しています。伊予銀行の企業理念である「潤いと活力ある地域の明日を創る」を念頭に、ソフトボールを通じて地域に元気と笑顔を届けています。

・今回の「ソフトボール教室」には、西条市内中学校７校の女子ソフトボール部から48名が参加しました。新型コロナ感染症が、５類感染症に移行されましたが、参加者には、こまめな手洗い・手指の消毒・咳エチケット・大声は出さないなどの基本的な感染対策をお願いして教室を行いました。

・開講式では、主催者を代表して、玉井敏久西条市長よりの感謝と激励のご挨拶をいただきました。その後、「伊予銀行ヴェールズ（ＶＥＲＴＺ）」の選手が自己紹介を行った後、石村監督から「ヴェールズの選手達は日々自分に向き合って練習をしています。皆さんも同じように練習していると思いますが、技術的なこと、メンタル的なことなど、どーやったらよいか沢山質問が浮かんでいると思うので、選手達にどんどん質問をして下さい。ヴェールズは元気で明るい選手が多いです。皆さんも負けないくらい元気で楽しく一日を過ごして下さい。」との挨拶がありました。

・午前の部では、ランニング・柔軟体操・アップ運動の後、内野・外野・バッテリーのポジション別に分かれて守備練習を行いました。内野守備では、サード、ショート、セカンド、ファーストでゴロ捕球・ノック捕球、返球、各塁送球、ノックバウンド捕球、ホーム返球。外野守備では、ボール投げ方の確認、ノックゴロ・フライ捕球・返球。バッテリーは、ピッチャーの投球フォーム確認、キャッチャースローイング・キャチングフォーム確認しました。ＶＥＲＴＺ選手がポジション毎にマンツーマンで選手の技術・理解度に合わせた指導を行いました。

・午後の部では、バッティング練習を行いました。ＶＥＲＴＺ選手の見本スイング後、選手に手と足のバットを振るタイミング、ボールにスピンをかけるバットスイング、力を入れるスイングのタイミングなどの説明を行った後、右・左・小技バッターに分かれてバッティング練習に入りました。バント練習、トスバッテングを順番に行い、ＶＥＲＴＺ選手がフォームチェックの個人指導を行いました。最後にバント練習の成果を競うために、ホームベース前に置いたコーン内にボールをバントして残すミニゲームを実施しました。

・閉講式では石村監督から「今日、選手達に色んなアドバイスを頂いたと思います。これから学校の方に持って帰ってもらって、先生の指導の元、今日聞いたことを取り入れながら、上達していただければすごくうれしいです。来年度もＪＤリーグでヴェールズは全国各地で試合を行います。今日を機会に、ホームゲームも行いますので、機会がありましたら応援に来ていただければすごく嬉しいです。これからも練習を頑張って、高校でも続けていただいて、将来ヴェールズに選手として成長していただくことを期待していますので、ソフトボールを楽しんで、成長していってください。」とのお言葉をいただきました。その後、受講生からの代表で「東予西中学校藤原杏菜」さんが「今日は、私たちのために時間を割いて下さり、有難うございました。皆さんに教えていただいたおかげで、正面の打球の取り方や足の運び方、クイックのこつなどを理解することができました。今日学んだことを学校に帰って、意識してチームとして強くなっていけるよう頑張ります。また、これからも楽しくソフトボールをやって行きたいと思います。今日は本当にありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。閉講式終了後、ヴェールズさんから記念品を参加者の皆さんにプレゼントして頂きました。

・西条市内中学校女子ソフトボール部の生徒が参加し、日々の練習仲間と一緒に指導を受けることにより、楽しく競技に取り組むことができました。今回はチームによる試合形式の練習ではなく、守備・打撃の個々の力量アップを図る練習が行われ、自身の技術向上、技の習得におおいに役立ちました。ＶＥＡＲＺ選手の方々の気軽な生徒への声掛けが随所に見られ、終始なごやかなムードで教室が行われました。保護者の方々が数多く教室を観戦して下さり、確実にソフトボール並びに当教室に関心を持つ人々の増加につなげることができました。